CloudianオブジェクトストレージとTeradata Vantageの連携を発表

最新のデータ分析に対応する拡張性、安全性、費用対効果に優れたデータレイクハウスを提供

クラウディアン株式会社（本社：東京都渋谷区、代表取締役：ブライアン・バーンズ、以下クラウディアン）は、本社Cloudian Inc.（米国カリフォルニア州、以下Cloudian）が現地時間2022年11月3日、HyperStore® オブジェクトストレージとTeradata Vantageオンプレミス導入オプションの連携を発表したことをお知らせいたします。Teradata Vantage（IntelliFlexおよびVMware対応エディション）とHyperStoreの組み合わせにより、オンプレミスおよびハイブリッドクラウド環境における分析ワークロードをサポートし、パブリッククラウド同様の使い勝手のデータレイクハウスソリューションを提供します。Teradataのお客様は、HyperStoreのS3ネイティブ互換性、エクサバイトレベルの拡張性、ミリタリーグレードのセキュリティを備え、大量のデータ分析をより簡単で優れた費用対効果で実現できるようになります。

従来のストレージソリューションでは、最新の分析アプリケーションに必要な拡張性、コスト、その他の要件に必ずしも対応していません。これとは対照的に、S3互換のオブジェクトストレージは、最新のデータレイクハウス構築を可能にします。ストレージとコンピューティングを分離し、多様な分析クエリやデータ保護ワークロードを実行し、標準のS3 API呼び出しを採用し、データサービスへの安全なマルチテナントアクセスを提供します。さらに、このデータレイクハウスはS3互換性があるため、お客様はパブリッククラウドを使用しなくても、ローカルデータ上で分析アプリケーションを実行することができます。

Cloudianのオンプレミスプライベートクラウドのメリットは、パフォーマンスの向上、セキュリティコントロール、データ主権、コスト削減などが挙げられます。Teradataのお客さまの使用例としては、データ探索、検索可能なアーカイブ、データ共有などがあります。

Cloudianは、Gartner Peer Insights分散ファイルシステムおよびオブジェクトストレージ部門で Customers’ Choice [i]に3年連続で認定された唯一のプロバイダー[ii]です。HyperStoreプラットフォームは、最新のデータリポジトリに不可欠な以下のようなメリットを提供します。

モジュール式の無制限のスケーラビリティ：ノード3台から低価格に始められ、分析ワークロードを中断することなく、クラスタにデバイスを追加するだけで拡張が可能です。
ハイブリッドクラウド対応：ポリシーベースのツールを使用して、AWS、Google Cloud Platform、Microsoft Azure、またはHyperStoreクラスタにデータを複製または階層化し、オフサイトの災害復旧、容量拡張、データ解析をクラウドで実現できます。
データレジリエンス（データ復元性）：管理者が定義したデータレプリケーションまたはイレイジャコーディングにより、最大99.999999999999%の復元力を実現します。
ランサムウェアからの保護：S3 Object Lockにより、マルウェアによるデータの暗号化や削除を防止し、身代金を支払うことなく迅速かつ簡単に復旧させ、ガバナンスや法的訴訟ホールドなどにも対応できます。
ミリタリーグレードのセキュリティ：セキュアシェル、統合ファイアウォール、RBAC/IAMアクセスコントロール、保存データのAES-256サーバーサイド暗号化、送信データのSSLなどの機能を備え、データをさらに安全に保護します。政府の厳格なセキュリティ認証も取得しています。
マルチテナント：セキュリティを損なうことなく、複数のユーザーが単一の共有データレイクハウス内にデータを格納および分析できるようにすると同時に、マルチテナント課金、計測、およびサービス品質コントロール(QoS)を提供します。

「これほど多くのデータ資産が利用可能になる中で企業は、どのデータが重要で保存すべきか、どのデータが重要でないか、を見極めるという大きな課題に直面してきました。」Teradataのグローバルパートナー＆アライアンス担当シニアバイスプレジデントであるLisa Stewart氏はこのように述べています。「過去には廃棄されることが多かった貴重な洞察を含むデータを、今は経済的に収集・保存できるソリューションがあるのです。CloudianとTeradataの連携がそのソリューションの1つです。Teradata Vantageオンプレミス製品の強力な分析機能で、より多くのデータからより多くの価値を引き出します。高度にスケーラブルで安全なストレージ上に構築されたデータレイクハウスを提供します。」

「TeradataとCloudianが実現するS3互換データレイクハウスにより、ローカルデータ上でもクラウドベースと同じ分析アプリケーションを実行できるようになります。さらにバックアップをハウジングすることでデータを保護することができます。」と、Cloudianの製品・ソリューション担当副社長のLarry Meeseは続けます。「これにより、デジタル資産から新たな洞察を得ることが、より簡単でより高い費用対効果で実現できるようになりました。これが、より大きなビジネスを成功へと導くのです。」

CloudianのTeradata向けデータレイクハウスソリューションの詳細については、cloudian.com/teradata/ をご参照ください。

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クラウディアンについて
Cloudianは、最も広く導入されているオブジェクトストレージの独立ベンダーです。ネイティブS3 APIにより、データセンターにパブリッククラウドストレージの拡張性と柔軟性をもたらすと同時に、ランサムウェア保護を提供し、従来のSAN / NASおよびパブリッククラウドと比較しTCOを60％以上削減します。地理的に分散されたアーキテクチャにより、ユーザーは単一のプラットフォームから、オンプレミスとクラウドのサイト間でオブジェクトとファイルのデータを管理および保護することが可能になります。Cloudianは、ソフトウェアまたはアプライアンスとして利用可能で、従来のアプリケーションとコンテナ化されたアプリケーションをサポートします。詳しくは
https://www-cloudian-com-staging.go-vip.net/jp/をご覧ください。

本件に関する報道関係者のお問い合わせ先
クラウディアン株式会社
マーケティング担当
03-6418-6466
Japan-pr@cloudian.com

[i]

Gartnerは、分散ファイルシステムとオブジェクトストレージを「シェアード・ナッシング・アーキテクチャ」に基づき、非構造化データの増加による要件に対応するためのオブジェクトおよびスケールアウトファイルテクノロジーをサポートするソフトウェアおよびハードウェアソリューションと定義しています。

[ii]

Gartner, Gartner Peer Insights ‘Voice of the Customer’: Distributed File Systems and Object Storage(分散ファイルシステムおよびオブジェクトストレージ部門),Peer Contributors, 認定日2020年2月6日

Gartner, Gartner Peer Insights ‘Voice of the Customer’: Distributed File Systems and Object Storage(分散ファイルシステムおよびオブジェクトストレージ部門),Peer Contributors, 認定日2021年3月11日

Gartner, Gartner Peer Insights ‘Voice of the Customer’: Distributed File Systems and Object Storage(分散ファイルシステムおよびオブジェクトストレージ部門),Peer Contributors, 認定日2022年4月22日