CLOUDIAN HYPERSTOREは、既存のVeritas NetBackupおよびBackup Execソリューションとシームレスに統合された、高速でオンプレミスのディスクベースによるバックアップターゲットを提供します。長期アーカイブの場合、HYPESTOREは古いデータをパブリッククラウド、Amazon S3、Google Cloud Platform、およびその他のS3互換サービスに移動できます。これにより、オンサイトのディスク費用を最小限に抑えながら、DR用の複製データをオフサイトに保管します。二次バックアップアプリケーションの場合、HYPERSTOREは遠隔DR拠点のバックアップターゲットとしても使用できます。

ハイブリッドクラウドバックアップとアーカイブ:このソリューションは、オンプレミスの高性能バックアップターゲットとポリシーベースの移動を組み合わせてアーカイブおよびDRを実現します。

 

予測可能な性能とデータ保護

Veritas NetBackupとBackupExecのいずれも、追加ソフトウェアなしで、すぐにCLOUDIAN HYPERSTOREとシームレスに統合できます。クラウドストレージコネクタを使用すると、クラウドにバックアップするのと同様のシンプルさで、HYPERSTOREにバックアップできます。 HYPERSTOREは、1時間に最大18TB（16ノード）以上のデータ入力スループットを実現することにより、バックアップ作業を適切な時間内に完了できる性能と予測可能性を提供します。ストレージ容量を節約するため、HYPERSTOREはストレージ側のオブジェクトを圧縮する複数の圧縮アルゴリズムを提供しています。データ重複排除オプションも使用できます。

複数オフサイトストレージのオプション

アーカイブおよびDR対応ストレージとして、CLOUDIAN HYPERSTOREは複数の選択を可能にします。クラウドへのポリシーベースの階層化により、古いデータを任意のS3互換のパブリッククラウドストレージに自動的に移行する長期アーカイブが可能になります。 HYPERSTOREは、分散ノード間においけるデータ複製ができます。地理的に離れた地域またはデータセンターにノードを配置すれば、遠隔地の全データも自動的に管理できます。データ保護はきめ細かなレベルの構成が可能で、異なるアプリケーションやデータの種類に応じてストレージ構成を最適化できます。

セカンダリバックアップ/DRターゲット

お客様の要件がDR用のオフサイトストレージだけというのであれば、CLOUDIAN HYPERSTOREは遠隔地ターゲットとして機能します。 Veritasソフトウェアでは、HYPERSTOREは「クラウドストレージ」としてプルダウンメニューに表示されます。これにより、コンプライアンスやデータガバナンスの理由から、お客様の管理下に置かなければならないデータに対する、コスト効率の高いディスクベースのソリューションとなります。 Amazon S3 API経由での接続により、HYPERSTOREはパブリッククラウドとも簡単に統合連携できます。

セカンダリバックアップ/DRターゲット:ハードウェアコストを削減し、複製用ライセンスが不要になることで、CloudianHyperStoreは災害復旧の二次バックアップターゲット費用を大幅に節約します。

ターゲット重複排除

ターゲットの重複排除が必要な場合、CLOUDIAN HYPERSTOREには、30：1以上のバックアップデータ削減率を達成できるソフトウェアをオプションで提供します。重複排除ソフトウェアは、業界標準サーバーで動作します。アーカイブまたはDRアプリケーションの場合、重複排除ソリューションはバックアップサーバと同じ場所に配置できるため、接続用回線を流れるトラフィックを最小限に抑えることができます。

CLOUDIAN HYPERSTOREソリューションと利点

CLOUDIAN HYPERSTOREは、完全S3 API準拠のマルチテナントで、マルチデータセンター対応のハイブリッドクラウドストレージシステムです。 HYPERSTOREは、既存のストレージインフラ基盤の上に実装するソフトウェアとして、または完全に統合されたラック対応のアプライアンスとして導入できます。いずれの構成方法でも、無制限のスケーラビリティを備えたマルチデータセンターストレージ、S3対応クラウドへのデータ階層化、あらゆるS3エコシステムアプリケーションとの相互接続性を提供します。 HYPERSTOREは、日々の操作が簡単で、かつ耐久性高く開発されています。